広島産カキのせいろご飯と鶏の竜田揚げおろしあん

カキのシーズンが到来!広島産の『カキ』にこだわる理由

大戸屋で取り扱うのはカキの代表格「マガキ」です。独自のルートで上質な広島産のカキを確保いたしました。広島湾は瀬戸内の島々に囲まれていることで波がとてもおだやか。中国山地を源流とするいくつもの河が海へ流れ込み、カキのエサとなる植物プランクトンが多く育ち養殖に適した自然環境なのです。広島のカキの養殖は約450年もの長い歴史の中で培ってきました。カキが成長して、収穫できるまでは約2年。こまめな世話は欠かせません。

養殖は漁場の筏(いかだ)に吊るして育てる筏式が用いられています。季節により海水の温度は随分違います。温度の影響をなるべく受けないようにカキをつけた筏を沈めたり引き上げたりして調整します。エサとなるプランクトンが多い海域へ筏ごと移動をします。また、台風が近づくと影響を受けない場所へ筏ごと移動してカキを守ります。

このように大切に育てられ、水揚げされたカキはすぐにプロの手で「カキ打ち」されます。カキをむき身にすることをこのように呼びます。カキ打ちに使用する道具も「カキ打ち」と呼びまがすが、鈎(かぎ)状の道具を使用し熟練した腕前で1個1個カキの殻から身をキレイに取り出します。その後、冷凍され店舗へ運ばれてくるのです。

『海のミルク』と呼ばれるカキの栄養素は健康の味方

栄養の豊富さという点でカキは「海のミルク」と呼ばれるほどの食材です。アミノ酸20種類以上、ビタミン・ミネラルはともに10種類以上含まれます。また、活力源になるグリコーゲン、血中コレステロール除去を助ける不飽和脂肪酸を含み、消化吸収が良いのです。食べるだけで健康維持効果が期待できるカキ。ぜひ、積極的にお召し上がり下さい。

自家製タレのうなぎとかやくご飯のコンビネーション

今回のせいろご飯は、絶妙な味付けにさらにこだわりました。カキ本来の旨味を最大限引き出すため、手間隙は決して惜しんではいけないところ。

オーダーが入ったら手鍋に特製だしを入れ、そこにヒジキを加えて火にかけ、さらにカキを加えていきます。一つひとつオーダーを受けてから調理をしなければ、フレッシュなおいしさを提供することはできません。ひじきの磯の香りが鍋いっぱいに広がりカキの身が”ぷくっ”とふくれカキの旨味があふれ出します。だしが白濁してきたら火を止めます。ふっくらと炊き上げたご飯に煮汁ごと混ぜ合わせて、専用の蒸し器にかけて数分待てば完成。ひじきとカキの旨味がご飯にしみ込みます。そして、お客様がふたを開けた瞬間に、フワッとした潮の香りがせいろから立ち込めてきます!使用しているだしは化学調味料無添加のものなので、カキとひじき本来の自然な味をご堪能あれ!

一緒にお出しする一皿は、鶏の竜田揚げおろしあん。じゃがいもは北海道の富士山(蝦夷富士)とも呼ばれている羊蹄山(ようていざん)の麓で獲れた男爵芋。秋茄子も添えてバランスよく食べ応えのある一皿に仕上げました。おろし生姜と大根おろしでさっぱりとお召し上がりいただけます。

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