1年目。渋谷で、定食をつくっていた自分が、3年後には、台湾で市場をつくっている。 2003年 新卒入社 海外事業本部 台湾運営部 担当部長  八木原毅

人が喜ぶ顔が見たくて・・・

求む!裏方で、人の役に立つことが好きな人。

人の喜びを間近に感じられる仕事がしたい。
そう思いはじめたのは、大学の卓球サークルで出会った先輩たちの影響。
いつも裏方で、人を気遣い、黙々と動く姿に、私もそういう人間になりたい、
と憧れを抱いた。高校時代は友達も少なく、人づきあいも極めて消極的だった私が、
「人のそばで」と思考も行動も変わっていったのですから、出会いの力というのは
すごいですね。そのため、就職活動も"人の役に立っていることが実感できる仕事”
を基準に、フード・サービス業界にしぼって受けていました。店内調理を貫き、
喜ぶ人の顔を間近にできる大戸屋は、まさに"裏方志向”にはもってこいの環境。
しかし、支える舞台が、まさか台湾になるとは!人生、なにがあるかわかりません(笑)。

戸惑いも、今では自信に

台湾市場を、築いていくやりがい。

日本で2年間ほど店主をしたのち、台北へ。
言葉も通じない。日本のように店舗を支援する本部システムも整っていない。
まっさらな市場を目の前にして、はじめは戸惑うことも多かったです。
でも、それ以上に、やりがいのほうが大きかった。
自らも店主としてお店を切り盛りしながら、現地のスタッフで、
店主を任せられる人を育てていく。4店、6店、8店…と出店攻勢をかけながら、
現地にあった商品開発も行っていく。
直営店舗を2012年に台湾ファミリーマート様に譲渡した後は、先方組織の中で、
大戸屋の運営スキルとノウハウのコンサルティングも行いました。
営業、人材育成、店舗開発、商品開発…任される裁量が大きい分、
ひとつの会社にいながら、さまざまな職種を経験しているような、
貴重な体験を積ませて頂いています。

グローバルに通じる経営力!

定食をつくる。数字をつくる。市場をつくる。すべての経験がつながっていく。

たとえば、店舗数が増えていく中で「離職率が高い」という問題が浮上したことが
ありました。課題の根っこはどこにあるのだろうと店舗を視察。
教育がバラバラであること。日本よりも、もっと丁寧に、
不安を払拭してあげられるような教育体制が台湾の文化には必要なことが見えてきました。
教育の仕組みと制度構築を行った結果、離職率は半分以下に。
当然、売上も上がりました。渋谷店で定食をつくり、数字をつくり、
チームをつくっていた自分が、数年後には、異国の地で、教育制度もつくっている。
今では26店舗まで展開することができましたが、
そのすべてのベースとなる力は、1店舗の中に詰まっていると思いますね。
「店主の仕事は経営力が身に付く」と言いますが、数値やチームをマネジメントする力を、
こうして多様に広げていけるのも、大戸屋で働く面白さのひとつではないでしょうか。

まだ見ぬ土地で活躍しよう!

一度きりの人生。面白いほうへ。挑戦するほうへ。

これからみなさんが社会人として過ごす2020年代、2030年代。
日本企業の海外進出は今よりもっとあたりまえになっていくと思います。
2005年のタイを皮切りに、ニューヨーク、次いで東南アジア各国へ。
2005年から海外進出している大戸屋にとっても、まだまだ未開拓な市場です。
最近の学生は海外志向が薄まっていると耳にすることもありますが、
一度きりの人生、私はいろいろな世界を見たほうが面白いと思います。
世界に誇る日本食の安全性、美味しさを、ヨーロッパへ、西海岸へ、まだ見ぬ土地へ。
「おかあさんが愛情を込めて作る料理」。
その想いへの共感性に、国境はありません。
「スピードが求められる時代に、全世界で店内調理を貫く大戸屋」。
難しい挑戦ですが、一度きりの人生、私はチャレンジを選ぶほうが面白いと思います。