チームで仕込む「ひと手間」がお客様の「おいしい!」につながっている。 2015年 中途入社 店主  下川原宏紀

おいしい!の笑顔が嬉しい

ジンギスカン屋から大戸屋へ。「ひと手間」の精神に感激した。

大手バラエティショップの経理から、大戸屋に中途入社。当時は驚きの連続でした。
まずは、お客様のリアルな反応。
前職でも感謝のお手紙を月に数件いただくことがありましたが、
大戸屋では、料理を出した瞬間「おいしい!」と言っていただける。
その声が、笑顔が、僕にとってはなによりのごほうび。一度味わったら、
離れられなくなりました。
もう一つ驚いたことは、調理の「ひと手間」。
以前ジンギスカン屋で働いたこともあるのですが、食材はラムと野菜でシンプル。
仕込みと言っても効率重視で、事前にお肉を切ってお皿に並べるだけでした。
ところが大戸屋は、食材の種類も量も豊富!
仕込みや調理でも、野菜も土付きのまま仕入れてその日使う分だけカットしたり、
出汁もお店でひいたり、お豆腐なんてお店で手作り。
大根おろしも栄養価が落ちないよう料理をご提供する直前におろしたり・・・そこまで?ってくらいに、
お客様のことを想ってひと手間をかける。
その姿勢に感激したのを覚えています。
その分、調理スキルも必要ですが、その先にお客様からの"ごほうび”が待っているって想像したら、
さらに仕込みに熱が入っちゃいますよね。

チームワークを発揮!

「みんなで乗り越える」チームワークこそ、大戸屋の楽しみ。

ひと手間かける調理は、決してラクではありません。
今、僕が働く店舗は規模はそれほど大きくないものの、朝の仕込みだけでも1時間半かかる。
でも、みんなでせっせと仕込みをする時間にこそ、チームワークを発揮する楽しさが隠れているんですよね。
たとえば、忙しい中でオードブルの注文があったとき。
つくり置きしておいたらラクですけど、大戸屋は「できたて・つくりたて」にこだわるから、絶対しない。
でも、オードブル以外のオーダーもどんどん入ってくる。
いつもとは違う動きのなかで「言われたことだけやる」のではなく、相手のことも見て助け合う。
そんな、あうんの呼吸で動けるチームだったら、大変でも、オペレーションがうまくいく楽しさを見つけることができます。
お店には「みんなで乗り越えよう」という雰囲気があるんです。

店主が「やってみせる」

まずは自分で示すこと。「背中でみせる」店主であり続けたい。

チームの雰囲気作りを意識し始めたのは、
高校時代の野球部の経験から。
基本的には、自分で「やってみせる」ことを信条にしています。
自分ができることを示さないと、チームは団結しない。
僕はこの店の店主、つまり経営者なんだから、
口だけじゃなくて「背中でみせる男」でありたい。
気付いたことはまず自分でやってみせること。
「やれ」じゃなくて「一緒にやろうよ」。
1から10まで教えるんじゃなくて、お手本は示しながら、
気づきを得る力を養ってもらう。
すると、お客様に対しても、ちょっとのことに気づいてサービスができる。
働くメンバーに対しても、ちょっとのことに気づいてほめることができる。
そんな"自分で考えて動く人”が育つのだと思っています。

常に挑戦!

にっぽんの食卓ごはんのおいしさを、世界中へ広めたい。

おかあさんが家で手作りしてきたような、「にっぽんの食卓ごはん」を提供している大戸屋。
現在も海外展開に成功していますが、このおいしさを、もっともっと世界に広めたいと感じています。
例えば一緒に働いている外国人のスタッフも、まかないを食べるときは本当においしそうに食べるんですよ。
世界遺産登録やオリンピックの影響などで日本食に興味をもつ外国人が増えてきている今だからこそ、
海外へも、もっと攻められる。店主として成長した先には、そんな挑戦もできたらと思っています。
僕の大切にしている「挑戦しなければ、それは停滞である」という言葉があります。
これから世界へと挑戦していく機会を自分からつくっていきたい。
自分の経験や想いを活かして、大戸屋をスケールアップさせること。
これも、大好きなチームワークだと思っていますから。