菊池 真由

お客様の接客では自分のサービスがすぐに評価される。
笑顔で挨拶をすれば、会話のきっかけになったりわざわざアンケートに書いて頂けたりする。

菊池 真由(きくち まゆ)

いきいきプロジェクト推進室係長

[社歴 11年目]西新宿一丁目店(研修)→ 原宿神宮前店 → 五反田東口駅前店 → 商品開発本部 → マーケティング企画部 → いきいきプロジェクト推進室

食と健康。外食でありながらも大戸屋は両立できる。

就活は「食と健康」をキーワードに探していました。
もともと食べることが好きで大学でも栄養学を専攻し、食について勉強しました。健康って大事だなと強く感じていました。
いくつかの企業説明会を受けましたが、大戸屋だけ、自分が考える「食と健康」に近いと感じました。添加物をなるべく使わない、店内調理をする。他社は便利さやオペレーションの簡易化のアピールでしたが、大戸屋は「家で作る食事」というコンセプトをアピールしていて、そこがいいなと思い入社を決めました。

大学では栄養学を学んでいたため、周りのみんなも食に興味をもっていて、食生活についても健康ってこういう感じだよねと共通認識があったんです。
でも社会に出てみたら、間違った認識を持っている人が多くいることに気づきました。そういう人にこそ、健康について難しく考えなくていいから、まず大戸屋に来て欲しいと思いました。

入社後、現場経験で大戸屋の仕事を学ぶ。

最初は研修として現場ですね。西新宿のお店に行きました。
そのあと2ヶ月の研修が終わってから新店のスタッフとして原宿神宮前店に配属され、そこが落ち着いてからは、五反田店に。店舗には10ヶ月ぐらいいました。

入社後すぐに配属になった店舗では、ホールとキッチンの両方を経験し、大戸屋を知ることができました。キッチンであれば仕込みから一通り営業の流れを学びました。

私が入社した当初はチェーン店ぽくないところがあって、新メニューはお店で紙ベースのマニュアルを各自が確認するも「まずは作ってみよう」という文化があったように思います。
今はマニュアルを各自の携帯で確認できるシステムが導入されていて、お店に行く前に予習ができる環境があります。

菊池 真由

お客様だけでなく、社員やそのご家族の心身の健康を促進していく。

いきいきプロジェクト推進室は、2019年から開始した健康経営を推進する部署です。
健康経営とは、お客様の健康を推進するこれまでの活動に加え、社員とその家族の心と体の健康も促進しましょうということで立ち上がったプロジェクトです。
当プロジェクトは、立ち上がってからまだ日が浅いので、背景や取り組みをまだまだ会社全体に周知できていません。社員やアルバイトの方々には、健康経営の大切さを理解いただかなくてはなりません。発信方法などを工夫して一緒にやっていこうと思ってもらえるように努めています。

現在の仕事では、今まで会社がやっていなかったところに目をつけて、新しい事に向けて動き出す仕事に携われています。仕事をしていて一番喜びを感じたのは第三者から認められ、健康経営優良法人(注)に認定されたことですね。結果が出たことが嬉しいです。

(注)健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。

菊池 真由

男性・女性関係なくフラットな職場。温かな人間関係がいつも支えてくれます。

結婚して3年ぐらいになりますが、結婚後も働ける環境だと思います。シフト制なので、毎日決まった時間に帰るということは難しいですが。私はシフトに合わせて彼と約束をしていました。夫は柔軟な人なので、理解してくれていたみたいです。大戸屋は、働く上で男性だから、女性だからというのがなく、いいのかなと思っています。

上司も、後輩も、私をちゃんと見守ってくれていて、良いことも悪いことも話したり、相談することができる環境だからだと思います。悩んでいたことが小さく感じたり、大きな苦痛になる前に解決できる。個性が強い人が多いですけど、人間関係は円滑だと思います(笑)。

菊池 真由

共に働く仲間のおかげで、人見知りだった自分が笑顔を返せるようになった。

中途入社の社員も多いですし、様々な職種を体験してきた人が集まっています。ITの方、自衛隊出身の方、元医療系で働いていた方、いろんな背景の方が集まって、ひたむきに美味しいものをお客様に出そうという1つの目標に向かっているところが面白いです。こうした方々とお仕事をさせていただくことで、コミュニケーション力も自然と上がっていくと思います。
私も学生の頃は「人見知りです」と人に伝えられないぐらいの人見知りだったんですけど、出社すればアルバイトさんにもこちらから声をかけなければいけないし、やって欲しいことを伝えなければいけない。取引先にご挨拶する場面でも、仕事を通じて、きちんと話すことができるようになりました。
まずは、声を出せばどうにかなると。
「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と、自分ができる一番の笑顔をするだけで、お客様が声を掛けてくださいます。それがすべてです。

食に対する私たちの当たり前が、一般の方には驚きだったりするんです。

10年間続けている食育セミナーがあります。いつもは専門の講師の方がお話をして、質疑応答で閉じる流れだったのを、今年からは大戸屋を知ってもらおうと、社員が料理のこだわりや、経営理念を直接お話しするプログラムを追加しました。
お越しくださるお客様はコアなファンの方が多いのですが、当社の調理は炭火で焼いたり、大根おろしを提供する直前におろしていること等をご存じないことが多々あります。
私たちが当たり前にやっていたことを、まだ知られていないんだなと。このセミナーを通して、お客様に「大戸屋を利用する回数が増えるわ」と言っていただいたことが嬉しかったですね。

菊池 真由

悩んだらいつでも相談できる、大戸屋流のリーダーシップ。

大戸屋の経営陣はリーダーシップが強いと思います。国内海外数百店舗と展開する中で、誰かがリーダーとして道筋を立てないと、スタッフが迷ってしまい動けなかったりします。見守ってくれていて困ったら相談できる安心感の中で、大戸屋流のリーダーシップがあるのだと思っています。

菊池 真由

社長とアルバイトさんが日常的に会話する会社。

店舗数が多いので、名前は知られていて、大きい会社だと思われがちですけど、組織としては良い意味で小さいと感じています。
現場と本部の距離が近い、社長がお店に自ら足を運び、店主やアルバイトとコミュニケーションを取ったりするんですね。
アルバイトさんも社長と話す機会がある。そういう距離の近さ。意見がすぐに伝わるというところは、この規模の会社では珍しいのではと思っています。

大企業のようにシステム化されていない、人と人とのコミュニケーションが基本になっているところがいいのかなと。

就活生へのメッセージ

美味しいものをお客様にご提供したという想いが一番大切だと思います。
従業員にはこんな気持ちで働いてもらいたい、お客様にこんな風に感じてもらいたい。そんな何か自分らしい、自分なりの目標を持って働くことで、お店はどんどん変わっていきます。
自分の色を出しながら、目標へ近づいていくことが実感できる環境があります。
大戸屋はこうした自分らしさを活かし、会社やお店をより良くしたいと共感いただける方々に向いていると思います。