三宮 翔平

みんなが幸せになるためにどれだけ本質的な思考を持ち、毎日の管理指導にあたれるかが重要と考えています。

三宮 翔平(さんのみや しょうへい)

2022年2月 FC事業部 営業部長

[社歴 13年目]2008年入社→相模大野コリドー通り店→青葉台店→新百合ヶ丘店→イトーヨーカドー大和鶴間店→経堂農大通り店→橋本店→2010年千歳烏山店(店主)→2011年自由が丘店→2013年銀座三越前店→2015年ウィングキッチン京急蒲田店→2018年-田町店→2019年11月→直営事業部SV→ 2022年2月現在 FC事業部 営業部長
※インタビューは2020年6月に実施した内容になります。

一からつくる店内調理の魅力。チェーン店になっても変わらない姿勢に惹かれました。

浪人中に大戸屋でランチを食べたことが始まりで、それからときどき食べに行くようになりました。
就職活動の際、「ここだ!」と思える企業がなく、説明会で様々な業種を見ては、いいなと思った会社の面接に行っていました。たまたまその中に大戸屋があったんです。
一番最初に内定をもらった企業が大戸屋でした。はじめから自分が行きたいと思う会社しか受けなかったので、最初に内定をもらった会社に決めようと思っていました。
一から作ったものをお客様にご提供できる。店内調理へのこだわりに惹かれました。
僕は、もともとマクドナルドさんでアルバイトをしていたので、セントラルキッチン方式はわかっていたんです。概ねできているものを温める調理方法に対して、大戸屋は「店内調理をやっているんだ」と知って魅力を感じ、大戸屋と他社の違いについてもっと調べました。外食はセントラルキッチンが多いということ、会社が小さかった当時にチェーン展開を計画していること、若手でも積極的に取り組めばチャンスがあるということ、店主に若くしてなれることなど、知れば知るほど興味関心が深まりました。

店主から8店舗を担うSVへ。

入社2年目で店主になり、5店舗の店主を経験し、スーパーバイザーになりました。
今の仕事は、担当エリアである8店舗の店主をやっているようなイメージですね。
仕事が違うので一概には言えませんが、責任としては8倍以上になったように感じています。

三宮 翔平

立場が変わっても、それぞれにやり甲斐を感じ、嬉しい瞬間があるんです。

店主をしていたときは、お客様から直接「おいしかったよ」「ごちそうさま」と声をかけてもらえることが一番嬉しかったですね。自分たちが一から作ったものに、そういった言葉を返していただけるのは現場である店舗しかないので、SVになってからは嬉しいことが変わりましたね。
SVは店主を育てる立場なので、店主に目が行きます。店主一人ひとりやり方が違うので、相手の考えを尊重しながら、解決策に気づいてもらえるように促すことが難しいです。
日々店主が行っている取り組みが浸透し、スタッフさんと交わす日々の会話の中で成長を垣間見ることができると、うれしいですね。

三宮 翔平

チャンスをもらう立場から機会づくりへ。

私自身、チャンスをもらってここまで成長できました。その経験から、仕事への取り組みがいいアルバイトさんには、職級を上げてもっと仕事をまかせたいという気持ちがあります。これまでアルバイトさんを4名ほど抜擢し、職級を上げて評価し、モチベーションアップにつなげました。

彼、彼女たちがうちで働くことによってもっと成長できる機会をつくっていきたいと思います。彼らもそれをプラスに捉えてがんばってくれています。

三宮 翔平

幅広い世代、背景の違う方々と共に働き、対話する姿勢が変わりました。

幅広い年齢層の方々と共に働ける環境は、大戸屋の魅力です。店主の頃の経験が今も活きていて、基本的にはどの年代と接するのも苦労しなくなったと思います。
人と接することで、相手のことを考えられるようになりました。上に立てば立つほどそういう機会が増えていく。例えば、高校生・主婦・年配の方、それぞれ接し方が異なります。相手の生活や環境によって考え方が違うので、寄り添って接する姿勢が身についたかなと感じています。

大戸屋のビジネスは「人を育てる」仕事。

大戸屋のビジネスは「人を育てる」仕事だと思っています。
チームワーク、その時間帯にいる人たちが一つにまとまらなければならない。一人の力だけでは到底できないので、アルバイトさんから店主まで様々な人を一人ひとりを育てることで、お店の価値も上がっていくと思います。
こうした店舗が増えれば増えるほど、会社の成長にもつながると思っています。

三宮 翔平

絶えず大戸屋の本質を探求し、取り組みに活かしたいと考えています。

店主の時は俯瞰的に考え学ぶことは、気持ちがあっても疲れていて、いっぱいいっぱい、なかなか難しかったですね。
現状は、まだまだ足りないと感じていますが、この立場になったからこそ大戸屋の本質を考えることや、新聞等を読んで情報収集をしておこうという意識が店主時代より高まりました。
大戸屋の本質を考え抜くことは、永遠の課題ですね。本質的に自分が理解できているか、わかっているのかもわからない。今後も、社長や部長にご指摘いただく中で、気づきを得て理解を深めていきたいです。

三宮 翔平

大戸屋を世界に知られたブランドにしたい

現場の時は店主で終わりたくないというのが目標でした。願いが叶ってSVになり、次は「大戸屋のブランド力を上げる取り組みに携わりたい」と考えるようになりました。いま全世界に向けて大戸屋を発信しているわけで、一人でも多くの人に大戸屋の食事をご提供したい。

例えば、マクドナルドさんってすごいブランドですよね。海外のブランドですが、逆に日本から海外に向けてそういったブランドが作れればいいなと思っています。その一員として頑張りたいなと思います。

就活生へのメッセージ

入社してからも、大戸屋にはたくさんの魅力があることに気付かされました。
例えば、料理ができるようになる。たまに家で料理を作ると妻が喜んでくれますね。僕は、入社した時は包丁も握れなかったんです。社員という立場なんですが、親切にアルバイトさんが包丁の持ち方から教えてくださり、それなりに使えるようになりました(笑)。

店主になると、自分の思い描くお店が作れるチャンスがたくさんあります。
会社選びでは、企業の考え方である経営理念が、ご自身に合っているかが一番大事です。その理念のもと、入社後にやりたいことを見つけられるかが大事だと思います。